トップ > 暮らしの中の和菓子 > 仏事の和菓子

仏事の和菓子

葬礼・香典返礼・法事

■葬礼

ご当地(名古屋)では、通夜式・告別式の会葬のお礼には、『薯蕷饅頭の2個入り』を用意して、礼状と一緒に参列の方々にお配りするのが一般的です。頂いたお供え物のお菓子をお配りしても、失礼にはなりません。
『御霊前』
葬儀・告別式にお持ちになる場合にも、お名前を入れて。
『志』
葬儀の後のお礼にも『薯蕷饅頭』は欠かせません。

■香典返礼

香典返しは、仏式なら「忌明け法要」(亡くなった日から数えて四十九日目又は三十五日目)までにお返しをします。
『志』菓子・半生菓子などに礼状を添えて。

■法事

個人の親戚、知人が集まり、故人を偲んで法事を行います。 仏式では、忌明けまでは七日ごとに中陰の法要があります。

  • 『初七日法要』 (最近では葬儀当日に行われます) 薯蕷饅頭・お供餅を用意。
  • 『忌明け法要(四十九日法要)』 お供餅を用意するのが一般的です。 命日の翌年を「一周忌」、2年目を「三回忌」、6年目を「七回忌」、以降「十三回忌」、17,23,27,33,50と続きます。
  • 月命日・祥月命日には、僧侶にお経を唱えて頂きます。お菓子・お餅を用意。


仏壇・墓開き・初彼岸・初盆

■仏壇・墓開き

新しくお仏壇・お墓を用意した場合『仏壇開き』『墓開き』を行います。
『仏壇・墓開き』
紅白餅をお供えします。仏事の水引に紅白餅を用意します。
『お供』『御仏前』
薯蕷饅頭・焼き菓子などにお名前御入れて。
『志』
お返しには、お餅・薯蕷饅頭・焼き菓子など
**宗派・宗旨によって異なる場合があります。 是非、菩提寺のご住職にご相談ください。

■初彼岸・初盆

新しくお仏壇・お墓を用意した場合『仏壇開き』『墓開き』を行います。
故人が亡くなって、初めてのお彼岸を「初彼岸」と言い、お盆を「初盆」又は「新盆(にいぼん)」と言います。
ご仏壇・お墓に、だんご・ぼた餅(おはぎ)・御供餅などをお供えします。